-
愛犬と共に動物介在セラピストになりたい!セラピードッグに求められるスキルとは?
- トイレは決められた場所でできる
- マーキングをしない
- ケージやハウスでおとなしくしていられる
- リードを引っ張らずに歩行ができる
- 無駄吠えをしない
- 甘噛み、噛み癖がない
- 舐め癖がない(衛生面の問題)
- 体のどこを触られても嫌がらない
- 他の犬と仲良くできる、あるいは過剰な反応をしない
- 飛びつき、マウンティングをしない
- 興奮しやすい性格ではない
- セラピストとアイコンタクトがとれる
- どんな場所でもすぐに馴染むことができる
- 慣れない物や音に過剰に反応しない
- 他人に抱きかかえられても嫌がらず落ち着いていられる
- 車や電車の移動ができる
- 事故につながらない程度の芸や特技があると尚可。
- トイレの場所を教える
- 物や人をかまないようにする
- 無駄吠えをしないようにする
- 「座れ」「伏せ」「待て」などの指示に従わせるようにする
「愛犬をセラピードッグにしたい!」「どんなトレーニングが必要なの?」と質問を受けることがあります。
ここではセラピードッグに必要なトレーニングや求められる資質について紹介していきます。
セラピードッグに求められる資質って?
セラピードッグに求められる主な能力は「勝手な行動や無駄吠えをしない」「人が好きでセラピー活動を楽しむことができる」の2つ。
その他にも具体的には以下のことが求められます。
セラピードッグに必要なポイント
セラピードッグに向いている犬って?
アニマルセラピーに向いている犬をひとことで説明すると「穏やかで物事に動じない犬」です。
しかし、「ウチの子は性格的にセラピードッグに向いてないかも…」と諦める必要はありません。
これから育て方や関わり方を変えていくことにより、資質を伸ばしていくことは可能です。
アニマルセラピーは犬が自主的に行う活動ではありません。
必ずセラピードッグと共にいる人(以下セラピストという)がセラピードッグの個性を活かしながら、ストレスをかけないようコントロールすることが求められます。
セラピードッグになるための基本のトレーニング
セラピードッグになるためには、家庭でのしつけやトレーニングをしっかり行わなければなりません。
しつけの例
このようなことをしっかり教え、人と犬が良い関係を保って生活できるようにするのが基本です。
トレーニングの詳細
指示に従わせる
セラピー活動の場では、犬はセラピストの指示やハンドサイン(手を使った合図)に従って行動することになります。なので、これをしっかり教える必要があります。
セラピーの現場で大きな声や厳しい口調で指示を出すと雰囲気を損なってしまうので、普段から優しく穏やかな口調でトレーニングするよう心がけましょう。
どこでも集中できるようにする
家では指示に従えるのに、知らない場所ではなぜかうまくできない、という場面がよくみられます。
家は犬にとって安心できる場なのでうまくいきますが、野外など刺激の多いところでは集中しにくいもの。セラピードッグは初めての場所で活動することが多くなりますので、どんな所でも指示に従えるようトレーニングしておきましょう。
触られることに慣れる
セラピー活動では、犬は体を撫でられたり触られたりします。
高齢者や障がい者、子どもの中には力の加減がわからず強く触りすぎたり、毛を引っ張ったりする人もいます。
犬が特に敏感な、耳、しっぽ、足の先、マズル(口元)などの先端部を触られてもストレスが発生しないように、日常的なお手入れ(ブラッシング、爪切り、耳掃除、歯磨きなど)で慣れさせるとよいでしょう。
セラピードッグのケアについて
「セラピードッグ自身にストレスはかからないのですか?」という質問に対しては、「数々のトレーニングを受けたうえで適正のある犬だけがセラピードッグとして活動できます」とお答えしています。
国内外の研究によりセラピードッグにも多少のストレスはかかるという報告がされていますが、セラピストが工夫をしてあげることで回避できます。
ストレス要因を事前に察知し、犬に我慢をさせないような配慮してあげましょう。
セラピードッグにかかる負担の例
体格による負担
中型犬など抱き上げが難しいサイズの犬は、無理に抱えられることで足腰に負担がかかります。
大型犬は伏せの状態や横になっている方が楽な場合が多いので、参加者が触りに来ることができる施設で活動させてもよいでしょう。
苦手なものがある
トレーニングをしても、どうしても子どもが苦手だったり、男性より女性が好き、騒がしい場所はドキドキする、といった苦手意識がとれない犬もいます。
また保護犬などは過去のトラウマが影響する場合もあります。
犬が得意で楽しい場のみで活動させてもよいでしょう。どんな場所でも上手にこなせなければならないということはありません。
ストレスを発散させる方法
セラピーが終了したら散歩や運動をさせ、おやつなどご褒美を与えてストレスを解消します。
もし食欲不振や下痢、極端な疲れなどがあれば、原因を解決してから次回のセラピーに臨みましょう。
さいごに
年々アニマルセラピーを必要としてくださる方が増えてきております。
たくさんの人達の笑顔のため、適正のある健康なセラピードッグが1頭でも多く活躍してくれることを願います。
「愛犬をセラピードッグにしたい!」「どんなトレーニングが必要なの?」と質問を受けることがあります。
ここではセラピードッグに必要なトレーニングや求められる資質について紹介していきます。
セラピードッグに求められる資質って?
セラピードッグに求められる主な能力は「勝手な行動や無駄吠えをしない」「人が好きでセラピー活動を楽しむことができる」の2つ。
その他にも具体的には以下のことが求められます。
セラピードッグに必要なポイント
- トイレは決められた場所でできる
- マーキングをしない
- ケージやハウスでおとなしくしていられる
- リードを引っ張らずに歩行ができる
- 無駄吠えをしない
- 甘噛み、噛み癖がない
- 舐め癖がない(衛生面の問題)
- 体のどこを触られても嫌がらない
- 他の犬と仲良くできる、あるいは過剰な反応をしない
- 飛びつき、マウンティングをしない
- 興奮しやすい性格ではない
- セラピストとアイコンタクトがとれる
- どんな場所でもすぐに馴染むことができる
- 慣れない物や音に過剰に反応しない
- 他人に抱きかかえられても嫌がらず落ち着いていられる
- 車や電車の移動ができる
- 事故につながらない程度の芸や特技があると尚可。
セラピードッグに向いている犬って?
アニマルセラピーに向いている犬をひとことで説明すると「穏やかで物事に動じない犬」です。
しかし、「ウチの子は性格的にセラピードッグに向いてないかも…」と諦める必要はありません。
これから育て方や関わり方を変えていくことにより、資質を伸ばしていくことは可能です。
アニマルセラピーは犬が自主的に行う活動ではありません。
必ずセラピードッグと共にいる人(以下セラピストという)がセラピードッグの個性を活かしながら、ストレスをかけないようコントロールすることが求められます。
セラピードッグになるための基本のトレーニング
セラピードッグになるためには、家庭でのしつけやトレーニングをしっかり行わなければなりません。
しつけの例
- トイレの場所を教える
- 物や人をかまないようにする
- 無駄吠えをしないようにする
- 「座れ」「伏せ」「待て」などの指示に従わせるようにする
このようなことをしっかり教え、人と犬が良い関係を保って生活できるようにするのが基本です。
トレーニングの詳細
指示に従わせる
セラピー活動の場では、犬はセラピストの指示やハンドサイン(手を使った合図)に従って行動することになります。なので、これをしっかり教える必要があります。
セラピーの現場で大きな声や厳しい口調で指示を出すと雰囲気を損なってしまうので、普段から優しく穏やかな口調でトレーニングするよう心がけましょう。
どこでも集中できるようにする
家では指示に従えるのに、知らない場所ではなぜかうまくできない、という場面がよくみられます。
家は犬にとって安心できる場なのでうまくいきますが、野外など刺激の多いところでは集中しにくいもの。セラピードッグは初めての場所で活動することが多くなりますので、どんな所でも指示に従えるようトレーニングしておきましょう。
触られることに慣れる
セラピー活動では、犬は体を撫でられたり触られたりします。
高齢者や障がい者、子どもの中には力の加減がわからず強く触りすぎたり、毛を引っ張ったりする人もいます。
犬が特に敏感な、耳、しっぽ、足の先、マズル(口元)などの先端部を触られてもストレスが発生しないように、日常的なお手入れ(ブラッシング、爪切り、耳掃除、歯磨きなど)で慣れさせるとよいでしょう。
セラピードッグのケアについて
「セラピードッグ自身にストレスはかからないのですか?」という質問に対しては、「数々のトレーニングを受けたうえで適正のある犬だけがセラピードッグとして活動できます」とお答えしています。
国内外の研究によりセラピードッグにも多少のストレスはかかるという報告がされていますが、セラピストが工夫をしてあげることで回避できます。
ストレス要因を事前に察知し、犬に我慢をさせないような配慮してあげましょう。
セラピードッグにかかる負担の例
体格による負担
中型犬など抱き上げが難しいサイズの犬は、無理に抱えられることで足腰に負担がかかります。
大型犬は伏せの状態や横になっている方が楽な場合が多いので、参加者が触りに来ることができる施設で活動させてもよいでしょう。
苦手なものがある
トレーニングをしても、どうしても子どもが苦手だったり、男性より女性が好き、騒がしい場所はドキドキする、といった苦手意識がとれない犬もいます。
また保護犬などは過去のトラウマが影響する場合もあります。
犬が得意で楽しい場のみで活動させてもよいでしょう。どんな場所でも上手にこなせなければならないということはありません。
ストレスを発散させる方法
セラピーが終了したら散歩や運動をさせ、おやつなどご褒美を与えてストレスを解消します。
もし食欲不振や下痢、極端な疲れなどがあれば、原因を解決してから次回のセラピーに臨みましょう。
さいごに
年々アニマルセラピーを必要としてくださる方が増えてきております。
たくさんの人達の笑顔のため、適正のある健康なセラピードッグが1頭でも多く活躍してくれることを願います。